メンへラ母と2才息子の日々

2016年2月に2才の誕生日をむかえた我が子。
私は32歳、メンタルクリニック通院歴も、気づけば10年目。
私は元々、子供が苦手です。我が子に対しても同様で、読者の方にとっては不快な内容、多々あるかと思います。
私には、母親の資格はありません。でも、義務はあるんです。

薬物依存

個人的に、薬物依存になる人間の特徴は、こうだと思う。


●お酒を飲まない(ていうか、大勢でワイワイするのが嫌)

●無趣味


私の始まりは、母が飲んでいた睡眠導入剤を、無断で一錠持ち出して、飲んだことだった。

もう9年前になる。

当時はクリーンだった私は、「飲めば勝手に眠気がくる」と認識していて、服用後たしか次の日の準備をしていたと思う。ほんの5分程度。

ふと体が軽くなった気がした。

たまたま鏡が目に入った。

そこに映っていたのは、見慣れた自分の顔ではなく、ゴーヤに目鼻口をつけたような、バケモノだった。

これが私の本当の顔!?今まで私だけ気づいてなかったって事!?

とパニックになり、ベッドのパイプに頭をガンガン打ち付けた。

ふと窓の外を見ると、いつもの杉の大木が見えた。

じっと見ていると、みるみるうちに葉っぱがネオンブルーに光り始めた。

幹の中を走る樹液にいたっては、まるで血管がネオングリーンに輝いているみたいに、どこをどう、樹液が伝わっているのかがはっきり見えた。

キレイ…とか思って眺めているうちに、私は気絶するように眠ってしまった。


翌日、さっそくにちゃんのメンへルサロンで薬の名前で検索してみた。

マイスリーでラリラリとかいう、直球のスレを発見。

それから私は自ら病院にかかり、それを入手して、夜な夜な遊ぶようになった。

このころから、音楽の趣味も変わり、ゆらゆら帝国とかモグワイ、パフュームまで聴くようになる。