メンへラ母と2才息子の日々

2016年2月に2才の誕生日をむかえた我が子。
私は32歳、メンタルクリニック通院歴も、気づけば10年目。
私は元々、子供が苦手です。我が子に対しても同様で、読者の方にとっては不快な内容、多々あるかと思います。
私には、母親の資格はありません。でも、義務はあるんです。

薬物依存患者である事を認めなければならない

市販の咳止め、マイスリー、各精神安定剤、タイの痩せ薬、

もはやこれらは私の日常に無くてはならないものだ。

これらがないと、マジで身体を起こすこともできない。

某清原の気持ちが痛いほどにわかる。

私は彼のように大それた才能はないが、

運動能力なんていう衰えていくだけの部分を国家をあげて祭り上げられて、

皆の期待や夢を裏切るにも裏切れなくなるまで追い詰めたのは何なんだよ。


私もしまいには某咳止めとかウットとか、ドラッグストアで窃盗していた。

初めてははもちろん死ぬような思いで遂行して、あんまりナチュラルに成功したものだから拍子抜けして、

どこで何回何を盗ったのか、取調室で尋問されても思い出しきれなかった始末 


ある朝、警察がお迎えに来た。

集合住宅だから、近所の目を配慮してくれて、私服警官。

パトカーじゃなくて、NISSANプレジデント。

当時まだ一才だった息子と善良なリーマンの夫、

ついでに私の通院歴もあったのか、

警察署に連行されて取調室で説教されて、

被害届出したドラストにその時の盗品の金額を払いに行って、

次は手錠持ってくるぞと、自宅に送り届けられた。


ちなみにこの出来事は某掲示板裏社会の某スレに細かくレスしてある。

警官が送迎なんてありえねえよと罵倒されたけど、事実だ。


謝罪に連れていかれたドラストの店長ルームにて、

あの店長の目を忘れられないよ。

泥棒を見る目、まさにあの場所で、私はヒトではなかったね。

私の両親が知ったら自殺すると思う。


結婚前に、全身に入れ墨いれた売人と、薬関係なくプライベートで付き合っていたんだが、

その人と白昼堂々とデートしている時に感じた周囲の視線、

物理的には目を合わさぬように、しかし侮蔑と好奇は隠しきれずに、そういう態度が空気を伝わってくる。

店長ルームで私が向けられた視線を例えるなら あれがよく似ている。


あんな目で見られたのに、ていうか幼いガキがいるのに、

私はガキの手本になれない。


あの日取調室で、二度とこのような罪は犯さぬよう念入りに説教されたけど、

馬耳東風というか、

その時は反省もしたし怖かったけど、

喉元過ぎれば熱さ忘れるというか、

私自身は薬物依存のうえに窃盗常習者という人生を今更どうこうしたいとも思わない。

逆にいえば、薬物さえあれば全知全能の神なんだし、

発覚さえしなければお金をはらわなくても欲しいものは手に入る


あの日プレジデントの後部座席で夫の性格について雑談をふられて、

とっさに出たのは「事なかれ主義」

多分私はこれからも、息子が成長するにつれ今度は息子の件で頭を下げる場面も出てくるだろう。

そういうときも夫は多分、「もう手に負えない」の一言で逃げるだけだろう。